欠乏すると、深刻な事態になるミネラル
また慢性不足は、
慢性の体調不良の大きな要因です
ミネラル摂取にフォーカスするのは
もちろん大事ですが、
ミネラルは「消耗した分、補う」という考えがポイントです
そこでまず、どのような人やどのようなときに
ミネラルが消耗してしまうのかみていきます
“どのような時にミネラルは、カラダから失われていくのか?”
白砂糖の多いお菓子の食べ過ぎ
果糖ブドウ糖液糖のペットボトル飲料の常飲
それ以外にも炭水化物の摂り過ぎ+運動不足で
余分な糖分が血液中にあるときは
すべて、血液を酸性に傾かせてしまい、
酸性の血液を中和するために、
アルカリ性のミネラルであるマグネシウムやカルシウムが
骨や歯などの組織から溶け出し、
毒素を中和して体外に排出されます
これ以外にも意外なところで
体内のミネラルを消費するのが、
“病院の処方薬(化学製剤)の長期摂取” です
薬の多くは化学物質
毒物ですから、体内のミネラルを消耗させます
多くの薬剤には、「カルシウム剤やマグネシウム剤と
併用しないこと」と注意書きがあります
これは薬の効果を妨げるという理由からですが、
逆に言えば、
カルシウムやマグネシウムが薬剤の毒性を
中和してくれているのです
薬剤のほか、嗜好品もミネラルを排出させます
コーヒー・タバコ・アルコールなどです
仕事や人間関係の悩み、
経済的な心配からくる精神的ストレスや
睡眠不足もミネラルを消耗させます
すべての酸化ストレスは、
ミネラルを消耗させるのです
ミネラル不足に陥るのは
不健康な人だけではありません
スポーツマンや
部活動に一生懸命の中高生も同様です
過酷なトレーニングやハードなスポーツも
マグネシウムや鉄などのミネラルを消耗させるからです
スポーツ貧血という言葉があるくらいです
日々の生活にストレスはつきもの
スポーツや運動は健康にも良いことです
嗜好品が日々の生活の潤いに欠かせない人もいるでしょう
私もそうです
そこで、毎日の生活で失われていくミネラル分を
日々補給して、ミネラルの収支バランスを摂ることが
食事の役割になるのです
成長期の子どもなら、
亜鉛やマグネシウム・カルシウム不足に気をつけ
生理後の女児を含むすべての女性は
マグネシウムに加え、鉄分の摂取にも目を向けます
もちろん、マグネシウムは老若男女問わず
不可欠なミネラルですから、
マグネシウムを含む海藻やナッツは
日々の食事で摂っておきたいもの
また、鉄分の摂取にはレバーのイメージがありますが
コマツナなど、葉野菜の方が吸収が良いという情報もあります
普通に売られているスーパーの葉物野菜には
有害な硝酸態チッソも多いので、
無農薬・無化学肥料栽培のものがおススメです
他の鉄分摂取としては、卵や海藻などがあります
卵にはヘム鉄も非ヘム鉄も含まれるようです
のりやヒジキには鉄分が豊富です
(肉・小魚・豆類も鉄分を含みます)
ストレスや毒素や添加物、薬物の多い現代
日々、カラダからはミネラルが失われていきます
このミネラル摂取を軸にした食選び、
食習慣が、自分と家族の健康を守ります