-あなたを苦しめているのは副腎疲労かもしれない-
「ストレスとは何か?① ② ③」の記事では、
原因不明の疲れが、副腎疲労であることにふれました。
この記事を読んだ吉田先生から電話があり、
福田安保理論なら、ストレスからアドレナルファティーグまで、
すべて仕組みがわかって、なぜクスリでは解決にならないか
かんたんにわかりますよと解説をいただきました。
(吉田先生は、宮崎県都城市で吉田鍼灸指圧治療院を営んでおり、
安保先生の生前10年以上にわたり、福田安保理論を学ばれました)
カラダの仕組みを知ることが、自分の健康を守る
何よりも強い味方になってくれます。
堅苦しい知識にはなりますが、お付き合いください。
①ハンスセリエ博士が、
病気の原因がストレス(心的・身体的不快)であると発見
②次に、それは「アドレナルファティーグ(副腎疲労)である」
とウィルソン医師が発見
③以上の全てを統括してた安保理論(福田安保理論)
福田安保理論で、
アドレナルファティーグを説明するとこうなります。
ストレス → 交感神経系が緊張 → 顆粒球が増える
→ 顆粒球の顆粒の中には塩素があり、悪い菌を殺菌してくれる
しかし、ストレス過多で顆粒球が増えすぎると、
腸内の良い細菌まで殺してしまう
→増えすぎた顆粒球が腸の中に潰瘍をつくる
→ リーキーガット(腸漏れ状態)になる
→腸の微細な穴から、
血液に腸内の未消化のタンパク質や異物が流れ込む
→肝臓が処理に回るが、
仕事が多すぎると今度は副腎に汚れが向かう
→副腎への負担が大きくなると、副腎が疲労する
→副腎は性ホルモンを始め、
大事な様々なホルモンを分泌する器官。
ここが機能しなくなると、ホルモン不足で
疲れ、うつ、無気力、無感情、エネルギー不足など
様々な症状が出てくる
→副腎疲労を改善させるには、ストレスの対処、
食生活の改善など生活習慣を整えることが第一になる
つまり、「クスリでは解決にならない!」ということです。
現代医学の医師は、疲れといえば「不定愁訴ですね」
と取り合わないか、うつ病と診断し、
さらに肝臓と副腎と腎臓に負担をかける薬剤を処方します。
アドレナル・ファティーグへの正しい対処は
健康な生活習慣、食事・運動・睡眠です。
これ以外の方法は、まやかしになります。
以下は、2011年にウィルソン医師の
「アドレナル・ファティーグ」が
日本で翻訳出版されたあとに、
吉田先生がブログで書いた記事です。
具体的な食事や対処まで網羅した俊逸の記事です。
非常に価値のある情報なので、ここでシェアさせていただきます。
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●●ハッピー(吉田鍼灸指圧治療院から)●●
アドレナル・ファティーグ 本間龍介医師からのコメント
著者のジェームズ・L・ウィルソンhttp://www.adrenalfatigue.org/
氏も、おそらくあなたの主治医にこの本
『医者も知らないアドレナル・ファティーグ』
を渡しても理解できないだろうと言っている。
それほど、今の医者は柔軟性と基本の生理学を忘れている。
(医者も知らないアドレナル・ファティーグ②へつづく)