抗生物質が人類を滅ぼしている!

抗生物質ささいな感染症

ごくあたりまえに処方される薬です。

抗生物質は、万能のイメージがあるだけで

じつは特定の細菌しか効果がないものです。

しかも、ウイルスや真菌に対しては

まったく効果がありません

抗生物質は、抗微生物薬とも呼ばれるように、

細菌やバクテリアを殺すもので、ウイルスは殺せません。

そもそも、ウイルスは細菌やバクテリアより

ケタ違いに小さく、生き物でもないからです。

なので、ウイルス性の感染症に抗生剤を処方するのは

全くもって間違いで、害しかありません。

例えば、発熱やせき、鼻水や体のだるさなどを訴えて

お医者さんに行ったとします。

そこで病気の原因がバクテリアか、

ウイルスかを科学的な検査で特定せずに

抗生物質を処方された場合、

それは、“あてずっぽうのいい加減な処方”

ということになるのです。

そのような医者は、信用できないということになります。

抗生物質は、善玉菌も悪い菌と一緒に全滅させます。

善玉菌の回復には数か月から

2年ほどかかるといわれます。

善玉菌がいない体内では、

カビやカンジダ菌が増えてしまいます。

(カンジダ菌も常在菌なので、少量なら良い作用もあります

増えすぎると害になります)

そこで、その後は様々な感染症や

さまざまな体調不良に苦しむことになるのです。

いつも体がだるい、下痢や便秘の繰り返し

頭痛、腹痛、口内炎、砂糖中毒、肥満などなど、、、

このことは、非常に深刻で子どもの未来や

人類の健全な存続に関わることでありながら、

ふしぎなことに学校教育やマスコミでは

あまり啓蒙されていませんね。

医師も先生も子どもたちに

“このクスリは危険だよ~”

“後でもっとひどいことになるよ~”

とは絶対に教えません。

しかし、厚労省だけは“ひっそりと”

“地味に” 警告しています。

厚労省いわく、このようないい加減な抗生剤の

処方が続けば、将来的に1000万人近い人が

薬剤耐性菌によって死ぬそうです。

厚労省HPの中をよく探索してみると、

たまに面白いものが出てきます。

調べ方は、厚労省HPで検索し、サイト内の検索ボックスに

目的のキーワードを入れるだけです。

この場合、「抗生物質」 または、

「抗微生物薬」(抗生物質のこと)と入れます。

すると、こんな資料が出てきます。

↓↓↓↓↓

●抗微生物薬適正使用の手引き

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000166612.pdf

以下、同資料より抜粋

~米国では処方された抗微生物薬の少なくとも

30%程度は不適正使用であることが示されており、

日本においても、このような不適正使用が一定数

存在することが推測される。

そのため、日本でも抗微生物薬の適正使用を

推進していく事が必要である。

(※アメリカでは帝王切開・抗生剤投与・除菌治療の増加で

胃のピロリ菌を持つ児童はほぼいません。ピロリ菌がない子は

食欲調整ホルモンが分泌できず、食欲異常を起こし、

過食から肥満と小児糖尿病を発症しやすい:著者注)

近年、不適正な抗微生物薬使用に伴う有害事象として、

薬剤耐性菌とそれに伴う感染症の増加が国際社会でも

大きな課題の一つに挙げられるようになってきている。

不適正な抗微生物薬使用に対して

このまま何も対策が講じられなければ、

2050年には全世界で年間 1,000万人

薬剤耐性菌により死亡することが推定されている

(※今現在でも菌交代症によるさまざまな健康被害の

被害者は国内だけで数千万人規模と推定される:著者注)

次は同資料より、ほかの部分の抜粋です。

~抗微生物薬使用の適応となる病態は、

原則として抗微生物薬の投与が標準治療として

確立している感染症と診断されている、

又は強く疑われる病態である。

その適応以外での抗微生物薬使用は

最小限に止めるべきであり、

また、細菌感染症であっても、抗菌薬を使用しなくても

自然軽快する感染症も存在するため、

各医師は、抗菌薬の適応病態を自らが関わる

診療の状況ごとに把握しておくべきである。

以上、引用終

かたっ苦しい言葉で表現されていますが

要約すれば、

医者のみなさん、

テキトーに抗生剤を処方してはダメです!

このままだと将来、大勢死にますよ!”

ということになります。

同資料では、この後に

「患者は、適切に処方された抗菌薬については、

症状が改善したからといって途中でやめるのではなく、

医師の指示通り最後まで服用すべきである」

と、抗生剤の良さもフォローしています。

また最後には、

抗生剤を乱用に気をつけるともに

他にも手洗いやうがい、

それに“ワクチン”で予防しましょう!

というオチがあります・笑

親御さんのみなさんは、抗生剤とワクチンについては

子どものために良く調べてあげてください。