食べない食事法 “ファスティング”

菜食に肉食、低炭水化物食に低タンパク食、

高タンパク食に高脂肪食、

グルテンフリー食に〇〇ダイエットなどなど、

食べる食事法にはいろいろあります。

食事法をいろいろ知れば知るほど

迷ってしまう人もいるかもしれません。

いろいろな食事法を試して

やっぱり、普通が一番と

元に戻る人も多いでしょう。

しかし、よくよく考えてみると

現代人の多くの病気の原因は食べ過ぎ。

絶対的に食べる量が多いのです。

一日2食や一日1食や少食にするだけで

健康度アップ!

なんて、話も聞きます。

そこで、食べない食事法、健康法として

最も身近なのは「断食」

最近では「ファスティング」と呼ばれ、

一般的にも普及しています。

私がファスティングを知ったのは20代。

瞑想を習っていたあるところで

週に一日2食抜くという、

“週一”の頻度で継続的に行う

“一日断食”を指導され、続けていました。

まだ今ほど、ファスティングという言葉も普及しておらず

周りにやっている人もいませんでしたから

なぜ、太ってもいないのに食事を抜くのか

周囲に理解してもらうのは大変でした。

その頃は若さもあって健康でしたし、

もともと胃腸が弱く、普段から他の人より

男性にしては少食だったので

断食をしても、その体感はいまいちでした。

ただ、断食明けの食事は、おなかがすいて

毎回、美味しく食べれたことを想い出します。

40代になってからは、一日3食フルに食べていると

動かない日はカラダが重く感じます。

なにも「断食しろ」などと言われなくても、

自分から一食抜きたくなることもしばしばです。

さて、

何を食べるかでなく、

“食べない”という食事法「断食」

何を食べるかで迷うより、

ただ食べないのですから、

これほど、シンプルなことはありません。

しかし、これだけ“ファスティング”という

言葉が普及しても、社会全体で見れば

実際に試したことのある人は

まだ過半数には遠く及ばないのではないでしょうか。

心・食事・運動・睡眠という要素にくわえ、

トータルな健康に欠かせないもの

意外と見落としやすいものが断食です。

いろいろな健康法・食事法・ダイエット・体質改善法

を探した人、挑戦した人、失敗した人で、

この断食という方法をまだ試していなかったら

それは「大きな盲点」かもしれません。

断食と言えば、何か苦行やつらいことのように思えますが

そうではありません。

私がやっていた週一ファスティングは

週に一回2食抜くだけという簡単なもの。

その間はミネラルウォーターを

一日の間に2Lほど、ちょこちょこ飲みます。

週末向きですが、慣れれば仕事しながらでもできます。

また、現在では「酵素ファスティング」といって

食事を抜く代わりに、美味しい酵素ドリンクを

飲みながら、行うものが主流です。

酵素ファスティングは、排毒や脳に必要な

エネルギーをまかないかなら

行うため、初心者にも危険性がありません。

食習慣や心身ともに

リセットする「断食」

内臓のつかれている

現代人には不可欠ですね。