パソコンに液晶テレビ、さらに家庭照明や職場の照明も
すべてLEDに変わりつつある現代
もっともダメージを受けるのは、「眼」です。
LEDの青色光には殺虫効果があることが判明し、
一部で話題になりましたが、
紫外線と同じようにLEDの青色光は
ヒトの目にも有害であることがわかっています。
製造企業も政府もこのことが大々的になってしまうと、
さまざまな電化製品が売れなくなったり、
社会不安をまねくために隠していますが
製造企業の中には、発売当初から
青色光の害を軽減するために努力を続けている所もあるようです。
では、われわれの方は、どんな対策を取ったら良いでしょう?
わが家では二つの面に気をつけています。
①液晶や照明器具からのダメージを軽減する
LEDの光のうち、危険な光は青色の部分。
PCやスマホにはブルーライトカットのアプリや
ソフトを入れて、光度もなるべく下げて使用しています。
PC用には f.lux というフリーソフトがあります。
ブルーライトカット フリーソフトで検索すると、
いろいろあります。
強くきれいな白色を出すために
LEDの光は、青色の発光ダイオードの上に
黄色をかぶせて白色光を作り出しています。
そこで、ブルーライトをカットすると、
画面から白さが減り、黄色っぽくなります。
また、眼を休めるために
パソコン作業は一時間に一度休憩をいれます。
(これがなかなか難しいです。
つい、ダラダラやってしまって、、、)
家庭内の照明器具は、
なるべく白熱電球やハロゲン球を使っています。
蛍光灯は、電磁波のことを考えると良くないのですが
仕事場の照明で明るさの必要な個所は蛍光灯にしています。
日本では、経産省の通達により、電球や蛍光灯の
国内生産を中止してしまったので、
リサイクルショップなどで電球や蛍光灯の処分品を見つけると
少し買い集めて、在庫にしています。
また、家庭のリビングにはLED照明も併用しているので
照明器具を白い布で覆って光を柔らかくしています。
これはインテリア的としても、いい感じになります。
また、機種もSHARP製の桜色や黄色に
色調が調整できるタイプにして、白色光では使いません。
夜は光量も最低レベルに落として使うなど、工夫しています。
②眼を守る食生活
眼にダメージを与える光は、紫外線とLEDの青色光です。
この紫と青の光は活性酸素を発生させることで
眼の細胞を傷つけます。
これらの活性酸素のダメージから目を守っているのは
ルテインとゼアキサンチンという抗酸化物質です。
眼を主に守っているのは、この種類の抗酸化物質しかないようです。
しかも、ルテインとゼアキサンチンは体内で作れないため
食品やサプリから摂る必要があります。
中でもルテインは、カロチノイド(植物色素)の1種で
食品から摂ったルテインの大部分が目の網膜と水晶体に蓄積されます。
そして、目に蓄積されたルテインは、活性酸素の発生源である
紫外線やLEDの青色光を吸収し、眼の細胞を守ってくれるのです。
さらに、ルテインはその強い抗酸化力で、
水晶体や網膜の酸化も抑えてくれます。
ルテインは毎日の眼の健康に欠かせないものです。
過度の飲酒や喫煙やストレスに睡眠不足や偏食など、
ルテインが不足した食生活を続けると、
通常より眼が早く老化します。
現在の世代でさえ、早ければ4~50代から、
60代にもなれば、
白内障や老眼など目に問題を抱える人がほとんどです。
パソコンや液晶画面を見る生活があたりまえのわれわれの世代は
さらに、早い時期から眼に影響が出てくるのではないでしょうか?
また、幼少期からゲームやタブレットにテレビにPCなど
液晶画面を見続けている今の子ども達はどうなることでしょう?
どうなるにせよ、気づいた時から眼を守るための対策を
しておいて、間違いないと思います。
その点、ルテインは視力低下、ぼやけ、かすみ、
眼精疲労など、あらゆる目のトラブルや病気から
自分や家族を守ってくれることでしょう。
さて、このルテインにはサプリもありますが、
毎日の食事から、かんたんに摂取することができます。
それは、「ホウレンソウ」を食べることです。
野菜の中でもホウレンソウには
ルテインが断トツで多く含まれています。
ルテインは、欧米を中心にここ2~30年ほど研究されており
その効果のほども裏づけられています。
(ホウレンソウをよく食べる習慣の人ほど白内障など、
目の病気にかかる割合が低いといわれます)
欧米での研究によると、眼の健康を保つために
必要なルテインの推奨摂取量は1日6mg。
これは、ホウレンソウ約60g(3分の1束ほど)の含有量。
ホウレンソウを食べすぎるとシュウ酸の害を心配する人もいますが
一日100g程度なら、毎日食べても健康被害はないようですから
日々の食生活にホウレンソウを取り入れるだけで
眼の健康は改善するわけです。
また、青汁で有名なケールには、
なんとホウレンソウの倍以上のルテインが含まれます。
野菜ではおそらくトップだとおもわれます。
ただ、こちらは入手しにくい食材になります。
ケールが手に入る人には、ケールもおすすめです。
ケールは味にクセがあり、料理に向かないと言われますが、
わが家では、近くのオーガニックスーパーでケールも買えるので
たまに、ケールのサラダや油炒めも食べています。
思ったほどのクセもなく、普通に料理しています。
ホウレンソウもケールも、もちろんですが
栄養素が多いものを選ぶなら、
無農薬、オーガニック、自然栽培物がよいです。
また、ルテインは、植物色素ですから
ニンジンやかぼちゃにも含まれます。
ケールやホウレンソウほど多くはありませんが
こちらには同じ抗酸化物質で、
眼に良いビタミンAが多く含まれます。
ニンジンとかぼちゃも
毎日の食生活に意識して取り入れると良いです。
ニンジンはオーガニックのものにしないと甘さや味がなく、
まずいので質の良いものが断然お勧めです。
また、ルテインは脂溶性です。
油に溶けやすいので、油と一緒に調理すると、吸収効率が高まります。
そこで、ホウレンソウやケールを油炒めにしたり、
肉や魚と一緒に調理すると、さらに効果的です。
青魚や牧草飼育のお肉には、
眼に良い成分DHAが含まれるからです。
調理する油は、市販のサラダ油でなく
質の良いオリーブオイル・ココナッツオイルに
バターやラードなど、酸化に強い油がよいです。
(市販の安いサラダ油はカラダを酸化させ、
炎症作用を起こすため)
すでに眼に異常のある方、
即効性の欲しい方、眼の健康に不安のある方は
ルテインのサプリもおすすめです。
R.ブレイロック博士によると、ルテイン・サプリの場合、
一日20mg以上摂取できるものが良いとのことです。
国内で調べてみると、一粒にルテイン20mg含む
サプリが、一カ月分で2000円弱でした。
他にも古くから薬効のあるメグスリノキ茶もおすすめです。
これには日本にしか自生していない植物で根強いファンがいます。
何かしら、目がはっきりと見える気がします。
夜のパソコン作業には、よくメグスリノキ茶をお供にしています。
LED対策をまとめます。
・ブルーライトをカットする
・LED光の色味や明るさを調整する
・ホウレンソウ・ケール(油炒め)をよく食べる
・ニンジン・かぼちゃも日々のメニューに意識して取り入れる
・ルテインサプリを摂る
・メグスリノキ茶を飲む
こんな感じでしょうか?
おかげで、パソコン作業が長いわりには目は健康に保てています。
他に良いものがあったらお知らせください。
みなさんとご家族の目の健康を願っています。
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