意外と大事な「塩素」の話

菜飯を食べました。

「ゴマが欲しい

体がゴマの味を欲します。

ゴマをたっぷりかけます。

すると、今度は

「塩味が欲しい

体が塩分も欲しがります。

ゴマの油味には塩がよく合います。

かけるのは、完全天日塩(うちはEMの生塩)。

値段はちょっと高いけど美味しい!

これで食欲がさらに進みます。

ゴマにはマグネシウムに良質の脂質。

完全天日塩には、海からの塩化ナトリウムと多種類の微量ミネラル。

美味しい食事には、栄養もたっぷりなんですね。

塩化ナトリウムの「塩素」は、なんといっても、胃酸(主成分は塩酸)の原料。

消化が良くなります。

年をとると、胃酸の分泌が減って、食欲も減ります。

だから、極度の減塩は要注意!

美味しい塩から摂る「塩素」は欠かせないものです。

塩素は、塩素ガスや漂白剤など、悪いイメージがありますが、

何気に、塩素も人体の健康に欠かせない必須ミネラル。

それも、一日100mg以上の摂取が推奨されている

マクロミネラル7種類の一つに入ります。

しかし、私が調べた限りでは、

アメリカや日本では、必須ミネラルとされながら、特に必要所要量が定められていません。

おそらく、通常、塩を摂っていれば不足しないという考えからでしょう。

一方、ドイツやロシアでは、結構高めの摂取量が推奨されているようです。

塩素は、食物の消化に関わるだけでなく、体内の殺菌作用にもかかわっています。
さらには、他のミネラルとともに血液のpHも調整しています。

血液のpHは、体全体の健康度に大きく関係します。

弱アルカリに保っていれば、多くの病気は存在しないという情報もあるほど。

「塩素」は身近にありすぎる分、意外と、見落としやすいミネラルですね。