【コレステロールは大事!】
「コレステロール=悪者」とか「コレステロールには善玉と悪玉がある」とか、生理学的な事実とは違うことが一般常識として出回っています。
コレステロールに善玉も悪玉もありません。そもそも高血圧の原因でもないのです。
コレステロールは悪者でないばかりか、人間に欠かせないホルモンや血管の原料。なくてはならないものです。高血圧の原因は、コレステロールや塩の摂りすぎではなく、マグネシウム不足。
「ミネラル不足があらゆる病気の主因である」という病気の根本原因を隠し、表面的な症状と、その症状を起こす表面的な要因を「悪者」として「治療薬」を処方するというトリックが、現代医学が非常に巧妙なところです。
高血圧の起きる仕組みと本当の原因は、当サイトの無料動画「ミネラルと健康の完全マスターコース」導入部をご覧ください。
以下は医学の専門家が出している情報です。あまりにも大事な情報なので、引用しておきます。
(※太字はTHINKERによる)
奥村康 順天堂大学医学部教授 より愛煙家通信 「不良長寿のすすめ」―
新聞報道もされましたが(読売新聞2010年9月8日)、日本脂質栄養学会が行った調査によれば、最も長生きの人たちのコレステロール値は260〜280。しかも通説とは逆に、ここからコレステロール値が低くなればなるほど、病気などによる死亡率が高くなるという結果だった。
コレステロールは肝臓と脳でつくられます。全体の20%は脳の細胞でつくられ、脳で使われている。だからコレステロールが低い人は脳の回転が悪いかもしれません。また、すべてのホルモンはコレステロールからできている。セックスに関するホルモンもそうですから、コレステロールが高い人はスケベです。スケベなやつは頭の回転が速く、仕事もできる。それは確実に比例します。
コレステロールは強い血管をつくるのにも大事です。かつて秋田や山形は脳出血の人が多くて、脳外科の医者は手術によく行ったものでした。秋田や山形の人は漬け物ばかり食べて、牛乳や卵はよそに売ってしまって自分は食べない。だから血管が弱く、ちょっとトイレに行くくらいですぐ脳出血を起こしていた。今は牛乳も卵もよく食べるようになって、脳出血は減リました。
医者に行くと、220以上で異常だといってコレステロール降下薬を飲まされる。すると、まずいことに鬱になるんですね。非常に多弁だった人が無口になったりする。そういう人が電車に飛び込むんだという話をしていたら、実際に帝京大学の精神科の先生とJR東日本が協力して、JR中央線で自殺した人を調べたんです。その結果、9割が55〜60歳で、ほとんどが男だった。それが見事に全員、コレステロール降下薬を飲んでいたという。
コレステロール降下薬の年間売り上げは3千〜4千億円ともいわれている。その7割は女性が飲まされている。女性は閉経後に必ずコレステロールが上がるからです。もしコレステロール降下薬を処方されても、安易に従わず、捨ててしまうようお勤めします。
- 【奥村 康教授】1942年生。千葉大学大学院医学研究科修了。スタンフォード大学リサーチフェロー、東京大学医学部講師を経て、順天堂大学医学部免疫学講座教授・同医学部長、日本免疫学会会長。サプレッサーT細胞を発見するなど、免疫学の第一人者。ベルツ賞、高松宮賞、安田医学奨励賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞などを受賞。著作に『免疫のはなし』(東京図書)、『免疫ー生体防御のメカニズム』(講談社選書メチエ)、『3日でわかる免疫』(ダイヤモンド社)、『「まじめ」は寿命を縮める「不良」長寿のすすめ』(宝島社新書)、『免疫力を高める特効法101』(主婦と生活社)ほか。